冬の寒さや雨の影響が心配 ハーレーの保管方法

 
ハーレーは目立つ

ハーレーは野性的なイメージが強いこともあり、あまりデリケートに扱おうとしない人が多く見受けられます。しかし実際には、繊細なパーツも多く使用されいているので、保管方法には気を使わなければなりません。
特に長期間乗らないのであれば、雨ざらしにしておくと大きなダメージを与えかねませんし、冬場の雪や霜なども悪影響を及ぼしてしまいます。

理想的な保管方法は、プレハブなどの屋根があるガレージを用意して格納しておくことです。シャッターがついているタイプが望ましく、外から見えないようにすることで盗難の被害を防ぎやすくなるというメリットもあります。施錠できる仕組みがあるものや、ブザーなどのセキュリティ対策が施されているものが望ましいです。近年はハーレー1台分にちょうどよい小型のガレージも発売されています。
またガレージがあっても、床面や入口は水分が溜まりやすく、湿気によって錆が生じてしまうことも珍しくありません。したがって、換気扇や除湿器を用いて空気を乾燥させることもポイントです。

サスペンションやタイヤへの負担にも気を使わなければなりません。
ハーレーをサイドスタンドだけで支えるのではなく、ジャッキなどで少し持ち上げた状態にすると負担を軽減できます。さらに、バッテリーあがりを防ぐために消費電力を抑える工夫も必要です。基本的にはケーブルを外して電流の流れを遮断しておきましょう!

バッテリーと充電器のタイプによっては、つないだ状態にしておくのも対策の一つになります。